居抜き店舗にて開業するまでのやることリストをピックアップします。飲食店を例にしますと、実際に物件を見るときに、厨房機器の状態、冷暖房のチェック、リース物件の有無などを確認する必要があります。厨房機器は何カ月も使用していない場合は、一度開業前にメンテナンスを業者にお願いしてみるといいです。もし、故障していて使用できないことも考えられますので、厨房機器の状態はチェックする必要があります。

また、前オーナーから什器備品、消耗品のリストを提出してもらい、在庫確認もしておく必要もあります。そして、重要なのが前オーナーとの引き渡し契約です。什器備品、消耗品の状態を確認しながら、什器備品の状態で故障しているものがある場合、修理して使用するのか、あらかに購入して使用するのかでコストが大幅に変わってきますし、中にはリース物件もあるかもしれませんので、前オーナーとリース会社との契約でリース期間中に名義変更できるかどうか確認しなければなりません。

そして、不動産会社との賃貸借契約も、前オーナーとの契約と同じであるとは限りませんので、契約内容をすべて確認して不備がないかチェックしておくことです。トラブル回避のために弁護士などの法律の専門家に確認してもらうこともオススメします。